罪悪感を抱かせる断り

またまた久しぶりの更新となりました。
最近は娘の夜泣きが少し酷くなってて、妻の寝不足やストレスを心配する日々を送ってます。

今回のお話しは、先日の会社帰りの出来事です。
僕は電車で通勤しているのですが、行きも帰りも結構混雑するんですね。
その日も混雑したんですが、僕の近くに定年前後ぐらいのおじさんが立ってたんですね。
そのおじさん、頭は白髪だし、背中は少し丸くなってるし、疲れた感じのオーラをほんわか発してたんです。
しかし、帰宅ラッシュの車内には当然座る場所もなく、立ってる人もひっつきもっつきの状態だったんです。

電車は淡淡と仕事をこなしていき、いくつ目かの駅に到着した時のことでした。
どうやら優先席が一つ空いたみたいだったんです。
その空いた席の前に立っていた、50歳前後ぐらいのマダムが、そのおじさんに席を促しました。
疲れた感じの定年前後ぐらいのおじさんが隣に立ってれば当然ですよね。
しかし、おじさんはそれを断っちゃったんです。
理由は、あと2駅だから。
スマホでパズルゲームをしながら、そのやり取りを聞いていた僕は
「まあ、2駅なら断るかもね」
と納得していました。
しかし、マダムは引く事無く、再度、促します。
そこで疲れた感じの定年前後のおじさんが、優しく笑声で言い放ちます。
「あと2駅なんで、それに、こう見えて意外と若いんで大丈夫ですよ」
その断りを聞いたマダムは黙って座っちゃいました。

そりゃ、座らざるを得ないですね。
言ってみれば
「おめー、勝手に人を年寄り扱いしやがって!」
ですから、「いーからどーぞ」とはならんですわね。

マダムの優しさを罪悪感に変化させる最凶の断り文句だと思いましたね。

どうせなら「あと2駅」を押し通すか、むしろ座っちゃえば良かったのにね。
僕なら座るな、確実に。